夏焼城ヶ山には5本の登山道があります。
「こんなに楽しい愛知の130山」で紹介されている「旧喫茶かりん」から登る夏焼ルート、水芭蕉で有名な井の入ルート、大井平公園からの大井平ルート、最短の馬野ルート（監視哨員たちの通勤路？）
今回調査で登ったのは、大栗山から月ヶ平を経て、サンガ坂登山口から夏焼城ヶ山に至るサンガ坂ルートです。このルートは、途中ぶなの木峠で井の入ルートと合流します。
＜コースタイム＞※参考
9：30ひのきの森登山口—（20）オオキツネノカミソリ群生地—（20）大栗山—（15）林道出合（札場峠）—（15）月ヶ平—（35）サンガ坂登山口—（20）ぶなの木峠—（20）夏焼城ヶ山—（50）サンガ坂登山口—（30）林道コースで林道出合–（15）登山口 14：00
歩行時間：3時間50分 休憩：30分 歩行距離：9.2ｋｍ
この時期の楽しみは、大栗山のオオキツネノカミソリ。
地元の人たちの手厚い保護で大群落となりました。
残念ながら、訪れた8/21には少し盛りを過ぎていましたが、それでも斜面を埋め尽くす明るいオレンジ色の花のじゅうたんは本当にきれいでした。
大栗山のオオキツネノカミソリについて愛知の130山には一言も触れていないのは、この本が出版された2003年の頃には、まだそれほどの群生地ではなかったのかも知れませんね。
月ヶ平の山頂には大きな倒木があったので、通行に気を付けて下さい。
夏焼城ヶ山には、2019年1月に完成した真新しい展望台がありました。
ここからの眺めは、天気がよければ御嶽山、恵那山など素晴らしいとのこと。
この日はあいにくの天気だったので、いつかまたという楽しみができました。
帰り道、大栗山に登り返さなくても林道出合（札場峠）から快適な林道歩きで登山口に戻れます。もう一回花を見て帰りたいと思えば、急坂を登り返して下さい。20分くらいは余計にかかるかも知れませんが。
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